Pyroを使ってみて思ったこと。(DJの存在意義について)

昨日、facebookにも投稿したが、SeratoからPyroなるアプリがリリースされた。

 

 

これはどんなアプリかというと、聴いている曲を判別して勝手にミックスをしてくれるアプリ。

 

www.youtube.com

 

もちろん、まだ試運転の面もあるだろうから、所々、曲同士のつなぎの強引さを否めないところもある。

 

しかし、(メタデータも含む)曲情報、好まれるミックスパターンがデータとして蓄積されれば、曲同士の相性を自動解析し、自動判別してミックスすることもゆくゆくは可能になるだろうということが容易に想像できた。

 

当然ながらこのようなテクノロジーの登場によってDJのあり方というのは益々見なおされる機会が増えるのではと個人的には感じた。

 

今はSerato DJを始め色んなツールが有り、誰でもDJを簡単に名乗れる。

 

DJ文化が広がったという点では喜ばしいことなのかもしれないが、例えば自分がDJをしているという話をすると「あ、友達でもやっている人いますよ〜」と返されるケースが激増した。

 

この手の返答には引きつった笑顔をするしかないのだが(笑)

 

 

Scratch Liveが登場した時もいろんなところで議論されていたが、個人的な考えとしては、当然ながらDJ自体は残るだろうと思う。

 

ただし、ただ「DJをしてます」では無価値ということ。

 

そういえば、話は変わるが、この前とあるEDMのパーティに遊びに行った。

 

パーティというか箱というか、渋谷のT2ね。 

 

そこで感じたのは、今の20代のDJのスキルレベルは非常に高いということ。

(上から目線ですみません)

 

けれど、印象に残るDJがいたかと言われたら…。

 

Serato DJなどのツールを使用すれば、曲をかけることも、ミックスすることも誰でもできる。

 

かつてはレア盤と言われ、一曲が数万円といったようなものでさえ、今はiTunesAmazonなどで買うことができる。(もちろん、未だに手に入らないものもあることは言うまでもないが)

 

曲をかけミックスするだけでは差別化をすることはできない。

 

もし差別化できる点があるとすれば、そこにそのDJ自身の生き様が感じられるか。

 

繰り返しになるが、結局のところDJの存在意義は、そこにコンテクストがあるかないかなんだろうと思う。